会長挨拶

御 挨 拶

山口県セーリング連盟 会長 秋野 哲範

会員の皆様におかれましては、平素より県セーリング連盟の運営について多大なるご支援とご協力を賜り誠にありがとうございます。公益法人制度改革に伴い、森山監事を中心とした検討委員会が移行の手続きを行い、昨年4月、一般社団法人として新生山口県セーリング連盟が発足いたしました。

山口国体に見る当連盟の結束力はこれまでの長い歴史の中で培われたものです。今後もこの素晴らしい伝統を継承しながらも時代のニーズに耳を傾けながら、ますますの発展を遂げられるよう心も新たにするところです。

さて、昨年はジュニアからユース世代の大活躍が印象的な年でございました。これもジュニアクラブや高校部活動を日々支えていらっしゃる指導者の皆様の絶え間ない努力の賜物でございます。昭和50年代の後半、まだ我々の活動が砂浜で行われていた頃に始まったジュニアの活動が長い年月を経て現在の競技力にまで発展いたしました。当時の指導者の皆様も含めまして本県選手の育成に携わる全ての指導者の皆様に敬意を表します。今年3月に和歌山で開催されましたユースの代表選考会では、光高校の小泉・松尾組が見事に優勝され、9月に開催されるアジア大会日本代表の座を勝ち取りました。その後に開催される長崎国体、そして6年後に控える東京オリンピックに向けて、夢と期待が膨らんで参ります。

一方で我々の活動に警笛を鳴らす出来事もございました。昨年7月の大会運営中に起こった高校生の事故です。幸いにも指導者、関係者、ハーバー職員の連携と迅速かつ適切な対応が取られたこともあり大事には至りませんでしたが、海という自然をフィールドとして活動する我々にとっては、あらためて安全に対する万全の危機管理体制と決して侮らない、怠らないという心構えの重要性を痛感させられました。これから海のシーズンが到来しますが、安全委員会、指導者の皆様を中心にこれまで以上の安全教育と啓発をお願い申し上げます。

また、県と市の支援を受けて平成24年度から3年間、我がまちスポーツ推進事業を展開し、420級の購入や海の日記念事業や親子体験ヨット教室等の普及事業を実施して参りました。この後も一人でも多くの方がセーリングスポーツに触れ合える機会を提供し、地域の活性化に貢献するとともに、会員増強がますます推進されるよう、普及委員会を中心に皆様方のお力添えをお願い申し上げます。

おわりに、依然として景気不安やそれに伴う雇用問題等々、社会情勢は決して順風満帆とは参りませんが、このような時代だからこそ我々のセーリング活動に価値が感じられます。海はいつも快晴順風とは参りません。セイラーは、春の嵐を乗り切り、夏の暑さをしのぎ、秋の気まぐれにもお付き合いし、過酷な冬の海を耐えてこそ強く大きく育って参ります。大人となったセイラーたちは、やがて地域の或いは日本のリーダーとして、社会の中で舵を取っていくでしょう。我々はそのことに誇りを持ち、より一層の普及・発展が叶いますよう、皆さまにはこれまで以上のご支援・ご協力を心からお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

平成26年4月

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